

【別 名】…山査
概 要
バラ科のサンザシなどの成熟果実でフラボン、有機酸、脂肪分解酵素などを配合します。消化、止瀉、鎮静薬として、消化不良、慢性下痢、産後の腹痛などに用います。
【基原(素材)】…バラ科サンザシの果実(偽果)。
【温寒】&hellip温 【補瀉】&hellip瀉 【潤燥】&hellip潤 【升降】&hellip平 【散収】&hellip中
【帰経】…脾・胃・肝
【薬味】…甘・酸 まず脾に入ります。 次に肝に入ります。
【薬効】…健胃作用 消化促進作用 止瀉作用 止渇作用 抗菌作用 血管拡張作用 降圧作用
【薬理作用】…消食化積・きょお行滞
【注 意】…胃酸過多及び胃潰瘍には用いない方が良い。
【三品分類(中国古代の分類)】&hellip神農本草経や名医別録などでの生薬分類法
下品(治療薬)
●山査子の生薬写真

生薬は、薬草を現代医学により分析し、効果があると確認された有効成分を利用する薬です。生薬のほとんどは「日本薬局方」に薬として載せられているので、医師が保険のきく薬として処方する場合もあります。
中薬は、本場中国における漢方薬の呼び名です。薬草単体で使用するときを中薬、複数組み合わせるときは、方剤と呼び分けることもあります。
本来中薬は、患者個人の証に合わせて成分を調整して作るものですが、方剤の処方を前もって作成した錠剤や液剤が数多く発売されています。これらは、中成薬と呼ばれています。従って、中国の中成薬と日本の漢方エキス剤は、ほぼ同様な医薬品といえます。
生薬生産地
【中国産地】…広東省


