


【生薬名】
金銀花(きんぎんか)
スイカズラの花つぼみを乾燥したお茶。さっぱりとした口当たりで独特の香りがあります。スイカズラは、咲き始めが白でやがて黄色に変わります。この様子を楽しんだ中国の人たちは金銀花とよんで、その芳香を好んで植える人たちが多いとされます。
【金銀花(きんぎんか)基 原】
スイカズラ科 Loniceraceae 忍冬 Lonicera japonica Thunb. (スイカズラ)の花蕾を乾燥したもの。広東では土銀花 Lonicera confusa DC. を用いる。
【金銀花(きんぎんか)性 味】
味は甘、性は寒。(帰経:肺・胃・心・脾経)
【金銀花(きんぎんか)主成分】
inositol C6H12O6 ・ luteolin C15H10O6 ・ tannin など
【金銀花(きんぎんか)薬理作用】
清熱解毒
抗菌作用・抗ウイルス作用・抗真菌作用・収斂作用・利尿作用
金銀花(きんぎんか)効能:
解熱、健胃、利尿作用があり(岩波広辞苑より) また肌荒れ予防の美容茶として飲まれています。スイカズラの抗菌作用は、酒や絞り汁を患部に塗布したりもします。毒キノコの解毒効果や子供の痘疹にも効果があると言われています
【金銀花(きんぎんか)臨床応用】
可能性皮膚疾患・下痢・感冒・熱性疾患に対する常用薬である。膿瘍・癰・せつなどで発赤・腫脹・熱感・疼痛のあるとき(陽証)には、金銀花を必ず使用してその強力な抗菌作用を利用する。化膿症が治癒したあとの口渇には、金銀花の煎汁を茶代わりに飲むとよい。湿疹・疥癬などにも効果がある。
細菌性下痢・急性腸炎などの湿熱による下痢に、金銀花を濃煎して服用する。また、出血性下痢には金銀花炭を使用する。
風熱による発熱・軽度の悪風寒・咽痛に用いる。
【金銀花(きんぎんか)用 量】
常用量は9〜30g。下痢には濃煎する必要がある。化膿性疾患には一般に30g、重症には60〜90g、ときに120gぐらい使用する。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。




