





【別 名】…ウンシュウミカン、キシュウミカン、マンダリン
概 要
中国原産のミカンはミカン科の常緑低木です。かなり古い時代に日本に渡来し、品種改良によってウンシュウ、キシュウなどの種類が生まれました。
現在でも、熊本、佐賀、愛媛、和歌山、静岡など海岸沿いの温暖な地方で栽培され、日本の冬に欠かせない果物になっています。
ミカンの外皮を陰干しして乾燥させ、1年たったものは、陳皮と呼ばれる生薬になります。主に、胃もたれ、消化促進、食欲増進、かぜによるのどの痛みやせきなどに用いられます。古いものほどよいといわれる生薬のひとつになっています。私たちが日ごろ食べるミカンの外皮も、乾燥させれば陳皮になります。
【基原】ミカン科ミカンその他柑橘類の成熟果皮です。陳旧なのがよいので陳皮と言います。陳皮には、毛細血管を丈夫にする、精油リモネン、配糖体ヘスペリジンを含み、風邪の妙薬として知られています。
【帰経】脾・肺
【薬味】苦・辛 まず心に入ります。 次に肺に入ります。
【薬理作用】
・中枢抑制作用
・抗痙攣作用
・抗炎症・抗アレルギー作用
・健胃作用
・肝障害改善作用
【服用方法】
陳皮を煎じる場合は陳皮約5グラムから10グラムを水600ccから800ccの中に入れて弱火で15分から20分程煎じて1日数回服用します。
陳皮の粉末を服用する場合陳皮の粉末を1日2グラムから4グラムを目安に水またはぬるま湯で1日数回服用するか、お湯に混ぜて服用してください。
陳皮の粉末を単独で服用しても良いが、牛乳、野菜ジュース、スープなどに混ぜて服用しても良いですし、小麦粉と混ぜて料理に使用されても結構です。
「粉末が咽喉に引っかかる」、「味が苦手」などの支障がある場合はオブラードに包んで服用しても結構です。
用法・用量を守って正しくお飲みください。




